愛さえあれば??

2004年4月10日
テレビの見すぎ。
と言う感じがする。

「結局は愛で全てが満たされる。
そんな気がしない?
愛がどんなものなのか、
少しは掴んだと思うから、
そう信じたいと思う。思わんの?」

思わない。
愛ってなんだろう。
幸せって何だろう。
よく分からないから信じない。
よく分からないから、信じたいとも思わない。

上の言葉のようなことを言う女の子は多い。
「愛」「幸せ」そんな言葉が溢れていて、
そして彼女らはその言葉に完璧に捕らわれている。

「愛がなければ幸せになれない。」
「愛が全てを解決してくれる。」
そう信じて、「愛がほしい」「幸せになりたい」
と嘆いている。

彼女らに「愛があれば、愛さえあれば、幸せになれる」と
教えたのは一体、どこの誰なのだろうか。

愛も、幸せも、よく分からないのに、
「愛さえあれば幸せ」の信念は
彼女らのなかでとても強固なものとなっている。

僕は、本当に「愛がどんなものか少し掴んだ」のなら、
かえって、「愛さえあれば」などとは言えないと思う。

それは時に、何より閉口なものだと思う。
それは時に、何より苦しいものだと思う。
それは時に、何より辛いものだと思う。

僕は彼女たちに、「愛」とか「幸せ」とか
言う言葉を軽々しく使ってほしくない。
それは決して、ただ単に「甘い」ものではなく、
愛があれば「幸せ」などという単純なことでもないと思う。
そう思う理由は今までにも少し、書いてきたと思う。

結局は、僕も、分かっちゃいない。
けれども、これだけは、今の僕でも言えると思う。

「愛さえあれば」と言う言葉は
呆れるくらい能天気で、幼いものであり、
その言葉を連発して、「愛がほしい」と嘆く人は、
妄想と自己陶酔に浸っているだけである。

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