恋愛依存症
2004年8月13日別れる前に書いておこうか・・・なんてな。
俺の悪い癖。
恋愛をすると、毎日の生活の中心が、
恋愛や相手のことになってしまう。
将来のことや、もっと優先すべきことがあるのに、
それをおざなりにして、恋愛を優先しようとするところがある。
今回だってそうだ。彼女といるために県警の一次合格を
蹴ってしまおうかと本気に悩むほどだった。
つまり恋愛と、相手に、どっぷり依存してしまう。
そして恋愛が終わると、
カラッポな自分に気付く。
カラッポな生活、目標の無い将来、
やりたいことも、大切にしたいこともなく、
ただ、これから「生きていくため」に
やらなければいけないことばかりの毎日に気付く。
恋愛をすると、それを生き甲斐みたいに感じている、
なんて言ったら大げさだけれど、それに近いものがある。
それだけ、どんな恋愛でも、終わった時の僕の虚無感は激しい。
「胸に穴」なんてものじゃない。
なんだか、世界がそれまでと少し違って見える。
空気が違うような、「世界」の濃度が薄いような・・・。
急に、何のあても無い、何処へ行ったらいいかも
わからないようなところへ、放り出されたような感じ。
それこそ「生き甲斐」を失ってしまったような・・・。
馬鹿なことだと思う。
恋愛なんて・・・っとも思う。
間違っているとも思う。
でも、どうしても、いつもそうなる。
恋。考えるとやっぱり『斜陽』を思い出す。
太宰は上手いなと思うし、やっぱり似てるなとも思う。
「この世の中というものが、私の考えている世の中とは、まるでちがった別な奇妙な生き物みたいな気がして来て、自分ひとりだけ置き去りにされ、呼んでも叫んでも、何の手応えの無いたそがれの秋の曠野に立たされているような、これまで味わった事のない悽愴の思いに襲われた。これが、失恋というものであろうか。」
「恋。それだけだ。ローザが新しい経済学にたよらなければ生きておられなかったように、私はいま、恋一つにすがらなければ、生きて行けないのだ。」
「ああ、何かこの人たちは、間違っている。しかし、この人たちも、私の恋の場合と同じ様に、こうでもしなければ、生きて行かれないのかも知れない。世の中に生れて来た以上は、どうしても生き切らなければいけないものならば、この人たちのこの生き切るための姿も、憎むべきではないかも知れぬ。生きている事。生きている事。ああ、それは、何というやりきれない息もたえだえの大事業であろうか。」
俺の悪い癖。
恋愛をすると、毎日の生活の中心が、
恋愛や相手のことになってしまう。
将来のことや、もっと優先すべきことがあるのに、
それをおざなりにして、恋愛を優先しようとするところがある。
今回だってそうだ。彼女といるために県警の一次合格を
蹴ってしまおうかと本気に悩むほどだった。
つまり恋愛と、相手に、どっぷり依存してしまう。
そして恋愛が終わると、
カラッポな自分に気付く。
カラッポな生活、目標の無い将来、
やりたいことも、大切にしたいこともなく、
ただ、これから「生きていくため」に
やらなければいけないことばかりの毎日に気付く。
恋愛をすると、それを生き甲斐みたいに感じている、
なんて言ったら大げさだけれど、それに近いものがある。
それだけ、どんな恋愛でも、終わった時の僕の虚無感は激しい。
「胸に穴」なんてものじゃない。
なんだか、世界がそれまでと少し違って見える。
空気が違うような、「世界」の濃度が薄いような・・・。
急に、何のあても無い、何処へ行ったらいいかも
わからないようなところへ、放り出されたような感じ。
それこそ「生き甲斐」を失ってしまったような・・・。
馬鹿なことだと思う。
恋愛なんて・・・っとも思う。
間違っているとも思う。
でも、どうしても、いつもそうなる。
恋。考えるとやっぱり『斜陽』を思い出す。
太宰は上手いなと思うし、やっぱり似てるなとも思う。
「この世の中というものが、私の考えている世の中とは、まるでちがった別な奇妙な生き物みたいな気がして来て、自分ひとりだけ置き去りにされ、呼んでも叫んでも、何の手応えの無いたそがれの秋の曠野に立たされているような、これまで味わった事のない悽愴の思いに襲われた。これが、失恋というものであろうか。」
「恋。それだけだ。ローザが新しい経済学にたよらなければ生きておられなかったように、私はいま、恋一つにすがらなければ、生きて行けないのだ。」
「ああ、何かこの人たちは、間違っている。しかし、この人たちも、私の恋の場合と同じ様に、こうでもしなければ、生きて行かれないのかも知れない。世の中に生れて来た以上は、どうしても生き切らなければいけないものならば、この人たちのこの生き切るための姿も、憎むべきではないかも知れぬ。生きている事。生きている事。ああ、それは、何というやりきれない息もたえだえの大事業であろうか。」
コメント